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みなさま、こんにちは。
技術グループの安宅です。
7月も後半になり、もうすぐ秋田も梅雨明けかな・・・と夏本番を迎えようとしていたところ、活発な梅雨前線の
影響で記録的な大雨となり、秋田県内の広範囲で被害が発生しました。
今年は各地で大雨による甚大な被害が多く発生しており深い傷跡を残していますが、被害にあわれた皆さまには心
からお見舞い申し上げます。
そんな中、8月に入り秋田では夏のお祭り「竿燈祭り」が始まります。
※竿燈祭りは毎年8月3日から8月6日までの4日間、秋田市で開催されます。
竿燈祭りは、江戸中期に無病息災を願うねぶり流し行事として始まったといわれていますが、七夕の笹竹に短冊が
吊るされていた形から、今の大きな竿に提灯を吊るす形に変わり、その巨大な竿燈をバランスを取りながら担ぎ方
を披露する今の祭りの形に変化したそうです。
竿燈祭りの4日間、楽しみたいと思います。
さて、話題を変えまして、今回わたしからガス機器の安全機能について紹介します。
ガス機器といってもいろいろありますが、毎日お使い頂くガスコンロについて安全にお使いいただくためのポイント
も一緒にお伝えしたいと思います。
現在購入するガスコンロには、温度を感知するSiセンサーというものが全てのコンロバーナーに搭載されています。
Siセンサーには3つの安全・安心機能があります。
まず1つ目は、立ち消え安全装置です。
パスタや麺ゆでなど調理中、ふいに目を離したすきに吹きこぼれて≪ヒヤッ!≫としたことはありませんか?
そんな時、誤って火が消えても自動でガスを止めてくれる安全・安心機能です。
でも、吹きこぼしでバーナーの汚れをそのままにしておくと、点火不良や不完全燃焼の原因となります。
また内部に水が入ると内部の部品を腐食させ故障や火災の原因となることもあります。
ついうっかりして吹きこぼしてしまった時は、素早く汚れをふき取りましょう。
2つ目は、消し忘れ消火機能です。
消し忘れ消火機能は、点火してから一定の時間が経つとガスが自動で止まる機能です。
例えば、煮込み料理で鍋を火にかけたままうっかり火を消すのを忘れてしまっても、自動で消火してくれる安全・
安心機能です。
でも、調理中は調理油やふきんなど、コンロ周りにちょっと置いてしまいがちなものもあります。
コンロを使用しているときは目を離さないようにして、キッチンを離れるときはコンロやグリルの火を消すように
しましょう。
3つ目は、調理油加熱防止装置です。
調理油加熱防止装置は、鍋底の温度を直接感知し油の温度を見張ります。
約250℃の温度を保つように自動で火力を制御して、油の自然発火を防ぎます。
でも鍋底に汚れが付着してたり、鍋が傾いた状態で使用するとセンサーが正しく感知できずに発火や途中失火の原因
となることもあります。
調理の際は鍋底の汚れをきれいに取り除き、安定した状態で鍋を設置しましょう。
以上、ガスコンロを使用するときに気を付けていただきたいことをまとめました。
毎日使う厨房機器や給湯設備には寿命があります。
当社では寿命が来る前に定期的に点検を行う安心診断(無料)をおすすめします。
ご希望の方は、お客さま担当までお気軽にお声掛けください。