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皆さま、こんにちは。
今年の4月から”秋田南支店”勤務となりました、お客さま開発グループの伊藤です。
暑い日があったりと、気温差が激しい時節柄、皆様くれぐれもご自愛ください。
さて、先日のニュースで、私の故郷であります福島が、平成30年度に製造された日本酒の出来栄えを競う 【全国新酒鑑評会】において、7年連続で「日本一」になったとの事であり、大変誇らしく喜ばしいニュースがありました。
秋田県も上位の受賞数で、美味しいお酒が多い所ですよね!
私は、6年前に秋田市へ赴任してから、日本酒を頂くようになりまして、いろいろなお酒を頂きましたが、中でも刈穂酒造の「六舟」の大ファンとなりました。
何気なく「六舟」と注文してた訳ですが、名の由来は・・・なんでだろう?と思ってました。
秋田南支店に着任してから知った事ですが、秋田清酒株式会社(刈穂酒造)様(大仙市)が、当社のガスをお使い頂いているお客さまと知り、是非、刈穂酒造様の「酒蔵を見学させて頂きたい!」と、ご無理を申し上げ見学させて頂く事となりました。
大正2年創業
年間1升ビン換算で20万本製造されている。 30%が吟醸酒 65%が純米酒 5% が本醸造酒
寛永3年1850年に建築された蔵 この蔵の中に・・・
蔵名「滄溟海」・・・そうめいかい(青く広々とした海の意味)火を除ける意味で名付けした!?
各蔵には神棚があって・・・1つのタンクで5,000~6,000L 麹・米あわせて1,500kg入ってる。
お酒の神様は 女性?! 発酵温度が11℃くらいだそう
”木花咲耶姫”をお祀りしてる
コノハナサクヤヒメ
お酒作りは”冬”が一番適してる! 温度、新米で作る、農作業がない等々
大きな桶を作る事が出来た事と条件が揃う冬に大量に仕込む事が出来るようになったのだとか
お酒作りで大事なのは・・・ 1.麹 →お酒の味が決まる 2.酵母菌 3.発酵 のこの3つ
貯蔵用タンクが・・・ いっぱいあって・・・ 麹を作るところ
あと・・・水も大事
室温35度 湿度50%以下 麹菌が育つ環境
←大吟醸用 麹室 特別室→
突き破精麹を使った麹作り
写真は2枚ですが、もう一部屋あって3部屋あります。部屋を小さくする事で、温度調整がしやすいそうです。
↑↑↑この圧搾機↑↑↑ 6台ある事が・・・
”フネ”と呼んでいるそうです。漢字で”槽” 当初、作家の○○さんが六槽と名づけようとしたが、”槽”←この漢字は下がるを意味して、あまりおめでたくないので”舟”としたそうです。(○○は調べて頂くか、見学してください)
六舟の額
謎が解けました!!
今回、ご説明頂きました、取締役製造部長 佐渡様 詳しく説明頂きまして、ありがとうございました。
どのようにして作られているか?を知り、改めて作られている方々の苦労を知った事で、
これからは感謝して、大事に思いながら頂きたいと思った次第です^^;
この内容以外にも、山廃仕込み製法等、お伝えする事が出来ない点はお許しください。
皆さまも、お好きなお酒の酒蔵を見学してみては如何でしょうか?見学は事前予約必要。お問い合わせは下記まで
秋田清酒株式会社 〒014-0801 秋田県大仙市戸地谷字天ケ沢83-1
TEL0187-63-1224
FAX0187-66-2278
MAIL info@igeta.jp
HPアドレス https://www.igeta.jp/
刈穂酒造様 本当にありがとうございました m(_ _)m